スマート・マーケティング研究所

実践ノウハウ

マーケティング制作 

 ビジネスの実弾を作ります。 弾を打ち込まなけば。
 実行されない戦略は戦略とは呼べない。戦略の裏付けの無い実行は遊び。新商品・新事業は妄想から始まる。実行されない戦略では妄想に戻ってしまう。

1.新商品のプロモーション→はじめに
2.新商品マーケ戦略を考察・資料化する
3.商品写真を撮影する
4.カタログ製作
5.Webページを作る
6.お披露目パックを作る
7.展示会に出展する
8.セミナーを開催する
9.プレスリリース、マスコミ対応を行う
10.採用事例の取材、資料化する
11.営業用資料(非公開)を作る
12.ノベルティグッズを作る


実践ノウハウとは

あなたが、準備してきた新商品が「売れるようにする」ために、販促物を用意しましょう。

フレームワークBest20を理解しておくこと

たとえば、新商品が従来の商品よりも軽いとしましょう。この場合、「軽い」を訴求点ポイントしてプロモーションの戦略を組み立てていくことになりそうです。でもちょっと待ってください。どれくらいの価値がある軽さなのでしょうか?もし、他社よりも12g軽いとして、他社が598g、自社が586gであった場合、使う人にとっても価値の差があるのでしょうか? カバンに入れてしまえばその差に気付くようなことでもないとしたら、それは真の訴求ポイントにはなり得ません。
 有名大手の広告代理店でさえ、真の訴求ポイントは考えてはくれませんでした。「ハイハイ。軽い!って印象付けるよう、風船に付けて浮かせましょう。」という感じがせいぜいです。

 買ってくれる人にとって価値があると考えてもらえるようなポイントでなければ、真の価値と言えません。これを「顧客価値」と言います。これからの説明でずっと出てきます。頭の隅に置いていただき、何かを決める際に、常に常に照らし合わせて考察していく必要があります。
 一方、他社よりも12g軽いは「競争優位」と言います。これも大事ですが、戦略を考察していく時には、「競争優位」と「顧客価値」とマゼコゼにならないように留意していく必要があります。
 日本の企業にはフレームワークに無知な人が多いですから(上司先輩同僚も含めて)これがごちゃ混ぜになった議論に展開して、効率の悪い検討会議がすすめられてしまわないように注意が必要です。
 さりとて、声高に概念を説明すると敬遠されそうな日本企業の風土ですから、うまく対処していく必要があります。理解が進められそうな人には別の場を用いて啓蒙していくとか、理解してもらえそうも無い大多数には、理解してもらおうとの無駄なエネルギーを使わず、自分をしっかりもって、リードしていくことにしましょう。

最後に

 これだけ押さえておけば、ほぼ制作業者の言いなりにならずに済みます。ここで並べた実践ノウハウを習得できれば、制作業者の方々と、上流工程の話をすることもできるようになります。
 ぜひ全コンテンツ完読してください。疑問があればインターネット上にあまたの情報が載っているので自己学習を深めていくことができます。または、お問い合わせから質問をしてください。